2024.9.5 知覚過敏について
朝夕が涼しくなり秋を少しずつ感じるようになりました。
日中はまだ暑さを感じるので気温差に気を付けてお過ごしください。
今日は知覚過敏についてお話します。
歯がしみるのは様々な原因が考えられます。その中でも比較的多いのは
むし歯と知覚過敏です。
むし歯は初期の段階では症状はありませんが、深くまで進行すると
甘いものや冷たいものでしみるようになります。
初めは痛みも一過性で、刺激がなくなるとすぐに落ち着きますが、
放置してさらに進行すると熱いものでも痛んだり何もしなくてもズキズキと痛むようになります。
一方、知覚過敏とは強いかみ合わせや歯ぎしりや誤ったブラッシングなどで
歯の表面の一部が剥がれたりして起こります。
また、歯周病などにより歯ぐきが下がることで歯の根元が露出し、
歯の神経が刺激されることでも引き起こされます。
冷たいものがしみる時はまずは歯科で原因を特定する必要がありますが、
知覚過敏であれば薬(コーティング)を塗ったり知覚過敏用の歯磨き粉を使用したり詰め物をすることで しみの改善が期待できます。